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とりかえばや ネタバレ感想 「episode50.発覚」 [ネタバレ]

月刊flowers(2016年10月号)掲載、 さいとうちほ先生の「とりかえばや」第50話
「episode50 発覚(はっかく)」のネタバレ感想です!







沙羅の過ごす承香殿―。

ようやく熱が下がり、寝台の上で食事を摂る沙羅。


十良子は沙羅の熱が下がった事を喜びながら、
「主上のおかげでしょうか。」
と意味深に笑いますが、
肝心の沙羅は熱のせいで主上が渡られてからの事をほとんど覚えておらず、

そんな沙羅の様子に、もう一人の女房と
「水を…」「のぉ…」とコソコソと会話する十良子。

何があったのか教えてくれと尋ねる沙羅に、
十良子は、主上が口移しで沙羅に水を飲ませた事を語り、

真っ赤になった沙羅は
恥ずかしさのあまり、枕に突っ伏してしまいます。

沙羅の傷の包帯を替えながら、十良子は、
明方にやってきた伊予の命婦が里下がりを申し出て出て行った事を沙羅に報告します。

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——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…


多くの人々が見学する中、
弓弦親王の後ろに立ち、弓を教える主上。

銀覚と式部卿の宮は笑みを浮かべてそれを見守ります。

主上を見つめる梅壺の周りで、沙羅と主上について口々に噂をする女房達。

「尚侍は手負いで、懐妊は噂にすぎなかったようだ」
「主上が夜の御殿に尚侍をお召しにならないのは不思議だが、
承香殿にはお渡りになっているご様子」

耳に入る噂話に、沙羅に子が授かるのだけは絶対に妨げたいと、
ジリジリとした表情で唇を噛む梅壺。

そんな女達の様子を「面白い」と、式部卿の宮に語り、鋭い目で梅壺を凝視する銀覚。

ぶしつけな銀閣の視線に気付いた梅壺が、
「式部卿の宮様の隣の僧は誰じゃ?」
と、不快そうに隣の女房に尋ねると、

「霊林寺の別当、銀覚殿です。宋に渡って密教修行をされたとか。」
と答える女房。
※社寺などの特別な機関に置かれた長官の事。

そこへ、弓弦親王の手が滑り、弓に番えていた矢が主上に向かって飛んでいく騒ぎが起きてしまいます!

矢は主上の顔に向かって飛んでいきますが、主上は手でそれを防ぎ、事なきを得ます。

その場に土下座して主上に必死に詫びる弓弦親王ですが、
主上は「大事ない。続けよ。」と声を掛けて、その場を後にします。

涙ぐんで主上を見送る弓弦親王。

女房達も席を立ち、梅壺もその場を立ち去ろうしますが、
そこへ式部卿の宮が声をかけます。

「昔もこのような事がありましたな。」
と語る式部卿の宮の言葉に、覚えが無い様子の梅壺。

式部卿の宮は、数年前、まだ朱雀院が帝であった頃の紅葉狩りの事を語り、
ようやく合点が行く梅壺。

「あの時、帝を庇って曲者の放った矢を受けた者が居ましたな。」
と語る式部卿の宮の言葉に、

「ほお…どなたが?」
と尋ねる銀覚。

「どなたでしたかな?梅壺様が手当てされたと聞きましたが。」
と促す式部卿の宮に、

「―沙羅双樹の君。」
と嫌そうに答える梅壺。

梅壺の妹・四の姫と結婚した、睡蓮の尚侍の兄だと説明する式部卿の宮に、
「姿を見た事が無い」と語る銀覚。

そこへ梅壺が、「本人を見ずとも、睡蓮の尚侍と瓜二つの姿」だと語り、
梅壺の言葉に何かに思い至った様子の銀覚は、

「兄と妹がそっくりとは世にも珍しい!!それでは―
お二人の違いは弓矢傷が有るか無いかだけ?」
と頬を紅潮させて尋ねます。

「男か女も違いますよ。」
と最もな答え返す式部卿の宮と、

「母親は違うのに気味悪い程にそっくり…」
と、またしても嫌そうに語る梅壺。

「案外、主上が睡蓮の尚侍に執心されるのも、
お気に入りだった右大将とそっくりなせいなのではないですか。」
そう語った式部卿の宮は、落ち込んでいる弓弦親王をなぐさめてくるとその場を立ち去ります。

2人きりになるやいなや、銀覚は梅壺の側に接近し、
「主上の執心は珍しさが勝っての事で、直に尚侍に飽きるはず」だと梅壺を慰めます。


視線を交わし合う2人―。


梅壺は、外国で密教を極めたという銀覚に、
「主上の為になる良い術をご存知であろう?」
と尋ねます。

「…主上に?それとも尚侍にかける術ですか?頼まれもしないのに私ごときが…」
と謙遜する銀覚に、

「では私が頼んだとしたら?」
と問う梅壺。

一瞬の無言の後、

「女御様のお役に立てれば、私にとって、また弓弦親王にとっても良き事となりましょう。」
と答える銀覚。

梅壺は満足そうに頬を染め、
「お前とはまた語り合いたい。」
と言い残し、その場を立ち去ります。

跪いて梅壺が去るのを待っていた銀覚は、
「勝った…!肩に弓矢傷がある方こそが…沙羅双樹の君か…!!」
とほくそ笑みます。

承香殿にて―



見舞いに来てくれた弓弦親王の顔を見て、思わず笑みが溢れる沙羅でしたが、
弓弦親王に続いて、なんと銀覚が部屋に入ってきます!

御簾ごしに対峙する2人―!


頭を下げながらも、鋭い目で沙羅を睨みつける銀覚。
沙羅は、銀覚が何をしに来たのかと警戒します。


主上からの見舞いの品を差し出し、
「主上の尚侍様を心から大切にする御心に深く感じ入りました!」
と語る弓弦親王。

その傍らでニヤニヤと笑みを浮かべる銀覚を不審に思う沙羅。

「あまり長居してもいけない」と、退出しようとする弓弦親王を銀覚が呼び止め、
銀覚からも見舞いの品があった事を思い出した親王が、
「こちらを」と差し出したのは、なんと御供米そのものでした!!

今までと包んでいる布が違う御供米に、
(調べたいなら調べよというつもりか?)
と衝撃を受ける沙羅。

「私が念入りにご祈祷申し上げました。沙羅双樹の君様の為に。

銀閣の言葉に蒼白になって固まってしまう沙羅!
ほくそ笑む銀閣!!

(この男― 今私を「沙羅双樹」と呼んだのか?まさか…)
と動揺しながらも、

「恐れいります。兄も…都に戻れる日を心待ちにしておりましょう。」
と語る沙羅。

しかしなおも
「尚侍さまに差し上げまする。」
と笑みを浮かべる銀覚に、

(知っているのか?私が沙羅双樹と!)
と焦る沙羅!

しかし、(いや…落ち着くのだ!!)と考えた沙羅は、

「ありがたく兄に送る事に致しましょう。
それより銀覚様、伊予の命婦がどこへ行ったかご存知ありませぬか?
私が怪我して以来、姿を見せぬのです。」
と話題を変えます。

「はて…なぜ私が尚侍様の女房を知っていると…?」
ととぼける銀覚に、

「“私の女房”となぜ知っておられるのか?」
と問い返す沙羅。

無言で睨み合う2人―!

「銀覚殿のお力なら、どこぞ新しい出仕先を用意できるかと。」
という沙羅の言葉に、

「…なんのことやら。」
と返す銀覚。

2人のピリピリした空気に、
「銀覚さま…そろそろ…。」
と退出を促す弓弦親王。

部屋を出て行く銀覚にほっと息を吐く沙羅でしたが、
それを聞いた銀覚は、次の瞬間に踵を返し、乱暴に御簾を押し上げて沙羅の元へ押し入り、

「よいか!入れ替わりの秘密を明かされたくなくば、今直ぐ宮中を出てゆく事だ!!」
と凄むと、女房達を突き飛ばしながら去って行きます!

(どうしたらいいのだ…!?)
と動揺する沙羅!!


一方、鞍馬山では―



木の上に潜伏する睡蓮一行。

「もう3日目…いつまで待つのですか?日が暮れたら寺に侵入しましょう。」
と訴える共の者を

「好機が来るまで待つのだ。」
と制する睡蓮。

睡蓮は、鞍馬山に来る前に吉野の宮に授けられた、

「己を信じよ。迷いや怖れに囚われてはならぬ。
そなたは帝と東宮をお護りする為に鞍馬山に参り、それは天意にかなう行いである。

鞍馬山の魔は強いが、善き霊力もまた強い。
必ずや神のご加護がある。魔に立ち向う時は九字 を切るのだ…」
という言葉を思い返します。
※九字とは、忍術使いなどが唱えた護身の秘法である九つの文字の事(呪文のようなもの)。

そこへ、見張りをしていた者が、山に人が登って来た事を報告します。


「なぜ自分が寺に働きに出ねばならんのじゃ!お父が畑の代わりに俺を売るからじゃ!」
ブツブツ文句を言う息子と、「つべこべ言うな!」と息子を叱りつける父親。

睡蓮達は2人に近付き、砂金を与えて息子と共の者の服を取り換えると、
息子のふりをした共の者1人を寺に潜入させます。


——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…


夜が更けた頃、寺の外で待つ睡蓮達を呼びに来る共の者。

寺に潜入した一行は、沙羅が謀り事を立ち聞きしたと思しき御堂に向かいます。


御堂の中はがらんどうでしたが、
床を調べていた一人が隠し階段を発見します!

「降りてみる」
という睡蓮の言葉に、真っ暗闇の中を蝋燭を灯して進む一行。

すると、岩の中に扉が現れます。
御堂の後ろに洞窟があり、繋がっているのではと推察する共の者。

そこへ別の者が、扉の横にある狛犬のような角の生えた動物の石像の角部分に
鍵がひっかけられている事に気づきます。

ぞっと怖気立ちながらも、
(きっとここだ…!!)
と考えた睡蓮は九字を切ると、鍵を開けて扉を開きます!


扉を開いた一行が目にしたのは、
禍々しい邪神像の姿と祭壇でした!

祭壇の上には、鬼のような角の生えた骸骨が安置されており、
「東宮」「帝」「朱雀院」と書かれた木で出来た3体の人形にそれぞれ釘が打ち込まれています!

「主上が…呪詛されている…!東宮様…!朱雀院様まで!!」
叫ぶ共の者と、それを目にして、思わず涙が溢れてしまう睡蓮。

「銀覚…許せぬ!!謀反の証、頂いてゆく!!」
怒りに震える睡蓮は、木人形を手に取ると、それを包む布を持って来るようにと指示します。

さらに共の者が銀覚の自筆の御札を発見し、
それも呪詛の証として持ち帰る睡蓮。

「これで呪詛を訴え出る事が出来る!すぐさまここを出る!」
睡蓮が叫ぶと同時に地下を抜け出し、御堂を後にする一行。

しかし途中で見回りに来た1人の僧と鉢合わせてしまいます!

僧をその場に引き倒し、逃げる睡蓮一行!

「誰か…!曲者が御堂へ押し入った!僧兵!!早く追うのだっ!!」
大騒ぎになる寺を脱出し、

「二手に別れる!とにかく山を下りる!!」
睡蓮の指示で他方に分かれて走り去る一行。

「吉野の君にこれを届ける!!」
呪詛の証拠の包を胸に抱く睡蓮!

次号に続きます―!!

50話掲載の「月刊flowers 10月号」は↓↓


episode49 熱 ◆◇ 目次 ◇◆ episode51 賭け

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感想



キターッ!!

ついに…遂に沙羅の正体が銀覚にバレてしまいました!!

もうヤバーーーーーーイ!!

すっごいハラハラドキドキするのに、この後に念願の主上バレ展開が待ってると思うとニヤニヤしちゃう!!ww

(え?バレるよね?まさか唯一知ってる銀覚が御用になって、
「ふぅ、危なかった! ―END―」 なんて絶対ヤダーッ!!)

予想通り銀覚は梅壺と手を組み?ましたが…
式部卿の宮もやっぱり敵だった事が今回判明しました!

わざわざ野行幸の事を梅壺の口から言わせるなんて完全に敵!!

前回の感想で、
>銀覚があの時の野行幸に参加してたとも思えず、
>「あの時弓矢を受けたのは沙羅双樹の右大将のハズ!!」
>とすぐに思い至るとは思えないんですが、

って書いたんだけど、なる程、式部卿の宮経由で来ましたか。
…ってか式部卿の宮はまさか沙羅が女って最初から気づいてたとか…?

うーん、まだまだ謎…。

それとも式部卿の宮は沙羅=右大将ってのに全く思い至ってなくて、
今回の発言もたまたまかー?とも思ったんですが、やっぱりわざわざ野行幸の事出してくるのはおかしいかなー?

でもそれなら先に銀覚に言っててもいいような…?

今回梅壺に「野行幸の時に怪我したのは誰だったのか」を言わせたのは、
銀覚に聞かせる為だったと思ったんですけど…とグルグル。

それはそうと、もー、銀覚ほんっと憎たらしい!!

「勝った…!!(ワナワナ…)」とか、もうイッライラしますww

さらには沙羅の元へ押し行って、とどめのセリフ!!
「秘密を明かされたくなければ今すぐ出て行け」!!

わー!もうムカつくーッ!!

沙羅はどうなっちゃうのか!?

騒ぎが主上に伝わる前に、
「私は実は沙羅双樹の右大将だったのです…」って告白してしまうんでしょうか!?

主上が何とか助けてくれないものか!?と思いますが…。

しかし弓矢傷位どうとでも言い逃れ出来ないのかなとも思いつつ。
しかしそれには睡蓮にも弓矢傷を付けないと行けませんが。

結局今回の突破口は睡蓮になりそうです!!


沙羅の正体発覚と共に、今回睡蓮の活躍にもドキドキしました!!

もうなんてスペクタル!!ww 

超禍々しい呪詛発覚!からのー、潜入バレ!逃走!!

もうホント今月面白かったー!!
やっぱ「とりかえ・ばや」最高です!!


しっかし完全にもうストーリーも大詰めですね。

終わりが近いかと思うと落ち込んじゃいます…。


さいとう先生の前作「アイスフォレスト」が12巻完結。
とりかえ・ばやは現在9巻まで発売で、11巻までは確実。

今回までが10巻に収録されるので、 下手したら11巻分あと5話で完結かもしれませんね…果たして…。


一抹の寂しさを抱えつつも、まだまだ楽しみにしています!!

次号、「月刊flowers 11月号」は9月28日(水)発売予定です!!


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