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とりかえばや ネタバレ感想 「episode49 熱」 [ネタバレ]

月刊flowers(2016年9月号)掲載、 さいとうちほ先生の「とりかえばや」49話
episode49 熱(ほとほる)」のネタバレ感想です!





華やかな宴が催されている梅壺―。

「ああ楽し。」

酒に酔って頬を紅潮させ、気分良く過ごしている梅壺の女御を、
父の右大臣が「主上の前ではしたない」と諌めますが、
「たまのことだ」と梅壺の女御をかばう主上。

梅壺の女御は、主上が沙羅ばかり側に置くので、
主上が自分達右大臣家を見限ったのではと案じていたと嫌味?の後、

「尚侍はご懐妊とか」と主上に告げます。
梅壺の女御の言葉に目を見開いて驚く主上と、噂について真っ向から主上に尋ねた梅壺の女御に唖然とする周りの人々。

「単なる噂」だと否定した主上でしたが、梅壺の女御は、
「宮中では知らぬ者は居ない。尚侍の侍女がそのような事を申していたそうだ」と続け、
主上の顔が蒼白になります。

「私は― 聞いておらぬ。」 
(覚えがない―)

主上自身がからかったり口説いたりしても、顔を赤らめるばかりだった沙羅の事が胸をよぎり、
目を瞑って胸をぎゅっと抑える主上。

主上は、「顔色が悪いのでは」と心配する右大臣に対して、
「胸が痛む、気分が優れない」と告げて、その場を立ち去ってしまいます。

「余計な事を言うからだ」と梅壺の女御を責める右大臣に、
「父上は何かと言うと私のせいにする!」とむくれる梅壺の女御。

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俯きながら廊下を歩く主上を心配そうに追いかける従者。

二人がやって来るのを見かけた沙羅はその場に跪き、主上が前を通るのを待ちます。

沙羅を見つけた主上は、苦しそうに眉根を寄せたかと思うと、
沙羅に一声もかける事無く、前を素通りしてしまいます。

頭を上げて主上の後姿を見つめる沙羅に、共の者が
「尚侍さま、御身お大切に。」
と言葉をかけていきます。


なにか様子が変だと感じ、主上を追って清涼殿へ向かった沙羅でしたが、
主上は「新しい馬に試乗する」として、既に清涼殿を出た後でした。


乗馬の共をしている者が追いつけない程のスピードで馬を走らせる主上に、
従者が「上様!!追いつけません!!」と声を掛けますが、
厳しい表情の主上の耳には届きません。

数日後―


沙羅の元へ、主上から3人の女房が遣わされてきます。
「産婆も致します」という女房の言葉に、主上に懐妊の噂が届いたのだと思い至る沙羅。

主上からの直接のお声がけが一切無くなり、むしろ避けられてさえいる現在。

自身に覚えの無い沙羅の懐妊を知り、主上が怒りを覚えているであろう事に、
十良子に自分が流させた噂のせいなのだから仕方が無いとは思いつつ、落ち込んでしまう沙羅。

しかし、例え主上から遣わされた女房だとしても、
銀覚の息のかかった者が紛れている可能性もある為、気は許せないと気をひきしめる沙羅。

挨拶を済ませると、「湯浴みをする」としてその場を退出する沙羅を、新しい女房達が手伝おうとしますが、

「貴方達はまだいい。姫様が慣れている女房の方が…。」
と十良子が遮り、既に馴染みのある様子の伊予命婦(いよのみょうぶ)という女房に十良子が声を掛けます。


湯浴み着を着て座っている沙羅の身体を拭く十良子と、
沙羅の背後から、柄杓で腕に湯をかける伊予命婦。


(主上が「懐妊はまことか?」と一言聞いてくれれば全てお話するのに…。)

どうしても主上の事を考えて気が塞いでしまう沙羅は、
それを振り切るかのように、ばしゃばしゃと湯をすくって顔にかけ続けます。

湯浴み着がはだけて肩が露わになった沙羅を、背後から見つめる伊予命婦。

(主上にどう思われても、私はやる―!)
と心を決める沙羅。

主上の心―



沙羅が懐妊したとの噂が流れた後、沙羅の元には連日様々な人から多数の贈り物が届くようになりました。

沙羅の前に次々に届いたと品物を並べていく女房達。
そんなあちこちの寺院から届いたという守り札や御供米が並べられている中に、
先日鞍馬寺を訪れた際に受け取った、呪いの掛けられた御供米と同じ袋を発見した沙羅。

送り主の名前の記載が無いその御供米に、

(銀覚からに違いない!)

と確信した沙羅は、袋から米を取り出して匂いを嗅いでみますが、
流石に匂いでは毒が入っているかまでは判別できません。

沙羅が手にとった米を庭にばらまくと、寄ってきた雀がその米を食べ始めますが、
次の瞬間、その雀は苦しそうにバタバタともがいて息絶えてしまいます。

(毒だ… 本当に毒が…。)

青ざめる沙羅の周りに女房達が押し寄せて騒ご始めますが、次の瞬間、沙羅は部屋へと走り、
御供米の袋を握り締めると、主上の居る清涼殿へと走り出します。

銀覚の悪事の証拠を手に入れた沙羅は、
「これで銀覚を捕らえられるかもしれない!」と主上の元へと急ぎますが、

次の瞬間、背後から何者かに両手で突き飛ばされ、
沙羅の身体は廊下から押し出されて宙に浮かびます。

落ちゆく沙羅の手から証拠の御供米を奪い去る何者か!

沙羅の身体はそのまま地面へと叩きつけられてしまいます!!


——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…


報せを受け、息を切らして沙羅の元へと駆けつけた主上は、
医師に沙羅と子供の安否を尋ねますが、

「子は― おられぬご様子…。」

という医師の言葉に、人払いをして沙羅と二人にするようにと告げます。

腕をひねった事で発熱し、眠っていた沙羅は、主上が部屋に入ってくるとうっすらと目を開き、
「上…さま?」
と呟きます。

身を起こそうとする沙羅に、「よい、そのまま横になっていなさい」と告げて、
隣に腰を下ろす主上。

額を冷やし、苦しそうな沙羅を、沈痛な面持ちで見つめた主上は沙羅から顔を逸らすと、
以前自身が沙羅に告げた、

「仕事をしたいだけするが良い」
「東宮をお守りせよ」
「他の男との縁組は許さぬ」

という言葉が沙羅を縛っているのなら「今、解こう」と告げた後、


「おなかの子は… 気の毒であったな。
誰の子かは聞かぬ。

そして…私を騙してまでその男に操を立てようとしたそなたを私は責めぬ。」
と言葉をかけます。

自分と目も合わせてくれず、

「身体を厭(いと)いなさい。」
とその場を後にしようとする主上を、

「上様!!」

と必死に引き止めた沙羅は、懐妊が単なる噂であり、自分が流したものである事を告白します。

再び沙羅の隣に腰をおろした主上は、沙羅の考えがわからないと問いかけますが、

「廃位の決まった東宮様より、主上の御子を授かるかもしれない自分を狙って、
銀覚が何か仕掛けてくると踏み、それを見極める為に噂を流させた。」
と白状する沙羅。

主上は、沙羅を寵愛している事を皆にひけらかした自分も軽々しい振る舞いだったと認めたものの、
「だが…このような事は危なすぎる!!」
と声を上げます。

熱に浮かされて意識が朧げになりながらも、
「ただ待つだけは性に合いませぬ!攻め手側に勝機があるのではと…」
と自身の考えを告げた沙羅は、

届いた御供米を食べた雀が死に、
証拠の御供米を主上に届けようと急いだ自分を誰かが突き落とし、
御供米が持ち去られてしまった事を語ります。

「もっと慎重に運ぶべきであった物を、己の愚かさが悔しい」と涙を零す沙羅をそっと抱きしめた主上は、
「そなたが何故そこまで勇ましいのか、不思議でならぬ」と呟きます。

「私は…上様をお守りしたくて宮中に戻りましたゆえに…」
と答えた沙羅は、抱きしめられたまま主上を見上げる格好に気恥ずかしを覚え、

「熱が出てきた」と言い訳しますが、主上は沙羅を離さず視線を合わせたまま、
「ゆっくり…横に」と告げ、そのまま主上に押し倒される形になってしまった沙羅。

「…いっそ今ここで、噂をまことにしてしまうという手もある。」
沙羅を見つめながら真剣にそう呟く主上でしたが、
主上から視線は逸らした沙羅は、なおも「自分は女御にふさわしくない」言い張ります。

主上の顔が近づき、鼻と鼻が触れ合った瞬間、ぎゅっと目を閉じる沙羅でしたが、
主上は沙羅と額を合わせると、

「―そうだったな。熱がひどいようだ。」
と呟いて顔を離し、

沙羅が言うように、銀覚に限らず沙羅に子を生ませたくない物がまた沙羅を狙ってくるかもしれない。
ならば沙羅を自分から離さぬようにすると微笑みます。


——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…

「誰か、水を。」

主上の呼声に、水を持ってきた十良子と一人の女房。

主上は二人の方を一瞥しながら水を口に含むと、
苦しげに目を瞑っている沙羅に口移しで水を飲ませます。

その光景に唖然とする十良子と女房!

卒倒してしまった女房の背中を押し出しながら十良子が出て行った後、
再び部屋に二人きりとなった沙羅と主上。


沙羅から顔を逸らしたまま口を開いた主上は、

「尚侍、そなたは“子を産めぬ身”と私を拒んだ。そうであっても―
そなたを女御に迎えたい。そなたならこの内裏で強く生きてゆける。」

と告げて、沙羅の方へと向き直ります。

しかし、折角の主上の告白にも、赤い顔ですーすーと寝息を立てて眠っている沙羅!!

主上は沙羅の寝顔をずっと見つめたまま、夜は更けていきます―。


一方、銀覚の寺では―



「銀覚さま、御供米を取り返してきましたが…」
と、御供米の袋を銀閣に差し出す伊予命婦―!

「顔を見られた可能性があり、もう宮中へは戻れません」と訴える伊予命婦に、

「御子が流れてなければ失敗したも同じだが…それでもよくやった。
お前には家を与えるのですぐに身を隠せ。」
とねぎらう銀覚。

しかし伊予命婦は、
「…それだけですか?尚侍様を裏切ってこんなに危ない事をやったのに…。」
と不満を訴えます。

「他に…もっと良い土産があれば…な。何か面白い話はなかったのか。」
となおも沙羅の事を探る銀覚に、

「そういえば…この前初めて湯浴みを手伝った時に、
尚侍さまの肩に姫様に似つかわしくない傷跡があった。」
と、思い出したように語る伊予命婦。

伊予命婦の言葉をまともにとりあわず背を向ける銀覚でしたが、

「それはそうなのですが… 弓矢が刺さったような傷跡でした。」
となおも続ける伊予命婦の言葉に、

「弓矢?」
と振り返る銀覚!!

次号に続きます―!!

49話掲載の「月刊flowers 9月号」は↓↓
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episode48 闇に挑む ◆◇ 目次 ◇◆ episode50

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感想



ここ最近の主上と沙羅の接近っぷりにドキドキしていたんですが!!

今回遂に!!メーター振り切ったよー!!(なんの…!?)

おおお…主上が沙羅を押し倒したーっ!!
そんでもって「いっそ噂をまことにするか?」って!!(そんな言い方じゃない)

ヒーーーーーーッ!!

カッコイイよぉぉ!!もう主上ホント、カッコイイ!!


さらに!!口移しで!!水を!!飲ませた!!!

目撃して卒倒しちゃった女房じゃなくても「キャーッ!!」って感じなんですがw

何気に初キスですね。ナチュラル過ぎて全く気づいてなかった!!
(そういや今まで未満だった!!)


そしてそしてとうとう主上の口から
「そなたを女御に迎えたい」
と宣言されました!!

が、聞いてない沙羅!!

もー!どうなるのー!!w


しかし最初、沙羅が懐妊した事を梅壺の女御から聞かされて蒼白になったり、
沙羅の事を苦しげに無視する主上が理解出来なくて、
「なんで??嘘ついてるだけでそんな苦々しげな態度!?」と思ってたんですが、

途中でようやく、
「あ、沙羅に他に男が居て、その男の子だと思ってるんだ!!」
って気付きましたw 


そしてなんだかいきなり出てきた伊予命婦!!

「なかなか可愛い子じゃん!!」なんて思ってたらまさかの銀覚の手の者だとは!!
何やってんの十良子!!

新人女房断って「沙羅姫様に慣れている女房」って言ってたクセに!!
全然ダメじゃん!!
それとも伊予命婦はそんなにある程度の期間潜伏していたのか!?

ちょっとその女房達とのやり取り部分で気になったのが、
十良子が「沙羅姫様」って言っちゃってるんですよねー。

そこは睡蓮様じゃなくていいの?間違い!?
信頼できる者ばっかだと思ってるから?

それともそこも今後、銀覚&伊予命婦が突いてくるトコでわざと!?

とちょっとモヤッとしました。


ラスト、銀覚の元へ逃げ込んだ伊予命婦。

褒美をもらっときながら
「それだけですか?こっちゃこんなに危ない橋渡ったのに」とか!!

かわいい顔してなんてしたたかな女!!


そしてここでまさかの展開!!

沙羅の肩に弓矢傷発覚!!

湯浴みのシーンでね、伊予命婦がなんか沙羅を見てるなーとは思ってたんですけど、
そっかー、矢傷かー。

これ5話の段階でさいとうちほさん、ここまで考えてたのかなー?
漫画でこういう伏線?が判明した時に「ウワーッ」って鳥肌立っちゃう。

「こう来たかー。」ってゾクゾクする。

沙羅にとっちゃ非常にマズイ展開なんですが、
もう面白くってニヤニヤが止まんない!!

銀覚があの時の野行幸に参加してたとも思えず、 「あの時弓矢を受けたのは沙羅双樹の右大将のハズ!!」
とすぐに思い至るとは思えないんですが、

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元々沙羅を狙った曲者も梅壺の仕業ですから、
沙羅の事を快く思っていない梅壺がどう絡んでくるか!?

それをきっかけに、沙羅双樹であった事が主上バレしてしまうのか!?

一体どう収まるのか、非常に楽しみです!!

(それはそうと、今回睡蓮置いてけぼり回でしたね…)


次号、「月刊flowers 10月号」は8月27日(土)頃発売予定です!!
土曜発売だから1日早まって26日になるかも!?


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