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とりかえばや ネタバレ感想 「episode42 たらちねの」 [ネタバレ]

月刊flowers(2016年2月号)掲載、さいとうちほ先生の「とりかえばや」42話
「episode42 たらちねの」のネタバレ感想です!





「決めたぞ!宮中に戻る!力が涌きすっかり癒えた心地ぞ!」
朱雀院での静養で病も癒え、すっかり元気になり笑顔の東宮。

「そなたもそろそろ内裏が恋しいであろ?」
と何やら意味深な目つきで後ろに控える沙羅を振り返りますが、

「私も心定まりました。」
と真剣な眼差しで東宮を見つめ返す沙羅―。

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東宮の帰還―


「東宮さま、還御!」
(くわんぎょ:天皇や皇后等が出先から帰る事)
という声が響き渡り、東宮が乗った牛車が梨壺に到着します。

「梨壺の女房一同、お待ち申し上げておりました!」
三の姫を筆頭に、笑顔で東宮を迎える女房達。

「心配かけました。もう大丈夫じゃ。」
女房達と笑顔で語らう東宮でしたが、そこに主上がお見舞いにお渡りになります。

東宮の健やかな様子に
「安堵いたした。」
と言葉をかける主上。

「二人の尚侍が支えてくれましたゆえ、心安く過ごせました。」
という東宮の言葉に主上は、
「ご苦労であった、五節の尚侍、睡蓮の尚侍。」
と、沙羅と三の姫をねぎらった後、

「だが睡蓮の尚侍は、尚侍を辞し左大臣邸にて蟄居(謹慎)したいと願い出ている。
心変わりはないか?」
と続けます。

「はい…」
と俯く沙羅の隣で、驚いた表情の三の姫。

「先だっての朱雀院の騒動は自分に責任があると申し、兄一人に罪を償わせる訳にはいかぬと…」
と東宮が沙羅の考えを主上に伝えます。

東宮から沙羅の考えを聞き、鋭い眼差しになった主上は、

「尚侍の父、関白左大臣も関白の位を返したいと申し出てきたが、私は許さなかった。
この度の事、関白に責は無い。だが尚侍は東宮のお側にありながら、お守りする役目を果たせなかった。東宮の尚侍は五節の尚侍一人の力量で充分果たされると思う。」
と語ります。

“東宮の尚侍は三の姫だけでいい”という主上の言葉に、
(主上が我が身を認めて下さった…)
と顔を赤らめる三の姫。

一方、跪いたまま主上の言葉を聞いていた沙羅は、
(上様はいつも公平で、だからこそ皆は上様を仰ぐのだ。これでよいのだ…)
と自分に言い聞かせます。

そこへ、それまで御簾越しに話をしていた主上が御簾を上げて、
直接沙羅の前まで来て膝を折り、
「憂える事はない。世が静かになったら貴方を呼び戻す。」
と声をかけます。

思わず顔を上げて主上を見つめてしまう沙羅に、
「ところで、もみぢはお気に召しましたか?」
と微笑む主上。

(上様が下さった和歌の…)
東宮と共に朱雀院に居る時に主上から届けられたもみぢと文(ふみ)を思い出し、頬を染める沙羅。

「あの…上様にいつも…『あきらめずに歩み続けよ』と励まされる心地です。
秋のもみぢ、そして春の―…」
と口にして、

(言い過ぎた…!!)
と気付く沙羅!

男のふりをしていた「沙羅双樹」時代に賜った桜の事を口にしそうになり、慌てて黙り込み、

(どうか上様が気づかれませんように…)
と冷や汗をかき、跪いたまま頭を下げ続けます。

主上は特に気に留めた風もなく、沙羅の前からすっと立ち上がり、
「そなたが疲れを癒すのを待っている。」
と声をかけ、梨壺を後にします。


…が、梨壺を出た後、梨壺を振り返り、何かを思案する主上。

「秋のもみぢ、春といえば― なにか?」
主上から問われて、
「…は?」
と、何の事やらわからない共の者。

「『桜』…でございましょうか?」
共の者の答えを聞き、
「やはりな…」と呟く主上。

(「桜」… 尚侍は何を言おうとしたのか?)
そう考えながら梨壺を後にする主上―。

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その頃、右大臣家では―


右大臣から、都を離れて隠居した男の絵姿(の巻物)を見せられた四の姫。

「沙羅双樹の君と離縁し、再婚せよと仰せですか?我は背の君のご帰還を待つつもりです。」
と右大臣に告げますが、右大臣は

「沙羅双樹の君へは蟄居先へ文で離縁の了承を頂いた。」
と笑みを浮かべます。

右大臣の言葉を聞き、
「…背の君が?」
と動揺する四の姫。

右大臣は、
「関白左大臣もそなたの気持ち次第と理解して下さった。
妹の睡蓮の尚侍も職を辞されたそうな。
東宮様へのあのような不敬が世間に知れ渡り、主上も寵臣を切らざるを得なかったようじゃ。
もはや左大臣家とは縁を切るのがそなたの為。」
と、沙羅双樹との離婚と、新しい夫との再婚を勧めます。

「―二人の姫を慈しんで下さる御方なのでしょうか?」
と不安を口にする四の姫に、

「むろんじゃ!美貌で知られるお前の娘なのだからさぞ美しかろうと仰ってな!
連れてきて良いと仰って下さっている!!」
と応える右大臣。

「このまま都に居ても肩身の狭い思いをするだけじゃ。人はそうそう噂を忘れてくれぬ。
わしもいつまでも達者でそなたを守ってやれるとは限らぬ。」
右大臣から促され、俯いたまま思案する四の姫―。

左大臣家では―


「四の姫が離縁!?再婚!?皆納得したのですか?睡蓮も父上も?」

蟄居して、我が家である左大臣家に帰宅した沙羅は四の姫の噂を耳にし、
真相を確かめようと母に詰め寄りますが、
全く動じる様子の無い母。

「お前は四の姫と仲良く夫婦ごっこをした仲ですから、気の毒に思うのはもっともですが。」
とお菓子を頬張ったまま語る母。

「『ごっこ』って…」
と抗議の声を上げる沙羅など意に介さず、

「睡蓮の君の方は四の姫に対し、特別深い思いがおありだったとも思えぬし、
右大臣殿は娘と息子が無位無官になった落ち目の左大臣家を捨て、良い縁を結びたいだけの事。」
と笑う母。

「四の姫がかわいそうだ。二人の姫だって…。」
「二人の姫の為なら、財の豊かな年のいった方との御縁も案外よいのではとお考えになるのではないからしらね。」
相変わらずお菓子を頬張る母と碁を打ちながら話す沙羅。


その夜、床の中で
(二人の姫のため…。悪い予感しかしな…い…。)
と四の姫の事を気にかけつつ眠りに落ちる沙羅。

すると夢の中には、流れてしまった石蕗とのやや(子供)が現れます。


夢の中のややは、川の中で遊ぶ石蕗と四の姫の間に産まれた2人の姫に近づき、
2人と一緒に川を渡って遠く離れて行ってしまいます!!

(2人の姫を連れて行ってはならぬ!!やや…!!)
と叫びながら、一人川の中に取り残された沙羅…!!


その頃、沙羅と同じように夢にうなされる石蕗。

目を覚まし飛び起きた石蕗は、
(私の三人の子供達…なぜ…あんな夢を―。)
と不安に駆られます。

(川の音のせいか…?)
屋敷の中から近くを流れる川を見つめる石蕗。

石蕗は沙羅から引き継いだ河岸を守る仕事に打ち込んでおり、
前日も川の管理や防災を担う人々と酒宴を行い、そのまま川の近くの屋敷に泊り込んでいたのでした。

目が覚めた石蕗に声をかける屋敷の主と、
「一心に働く事こそ尊く思える。」
と語る石蕗。

河岸に停まっている船が夜も明けぬ内から働き始めた事を引き合いに出して褒める石蕗に
「あれは右大臣様の御船にございます。船で渡った場所に何やら急に四人目の姫様が輿入れされるとか。」
と語る屋敷の主。

それを聞いた石蕗は
(四の姫が再婚する?)
と衝撃を受けます。

輿入れをする四の姫―


身支度を済ませ、牛車に乗った四の姫に、

「四の嫁よ、わしは婚礼儀式に間に合うように、姫達と3日後に出立する。
そなたは新しい婿殿に気に入られるようにせよ。」
と声をかける右大臣。

出発間近の四の姫に
「姫様にとってこれで…本当によろしかったのでしょうか?案じられてなりませぬ。」
と不安を口にする女房の左衛門。

しかし四の姫は、
「これ以上父上や背の君を困らせる訳にはゆかぬ。これから2人の姫が幸せに過ごせる事だけを考える。
それが我にとって善き事と決めた。」
と静かに語ります。

「…はい、姫様が幸せなら左衛門も。」
涙を流して微笑む左衛門に笑みを返す四の姫。

「母様ーっ!!」
屋敷に残された二人の娘、
侍女に抱きかかえられた珠子姫と雪姫が手を振って見送る様子に四の姫も寂しそうな笑顔を返します。


都を旅立った牛車は河岸に到着します。
新居には船に乗って川を下る事になる為、牛車から降りる四の姫。

牛車を船に乗せる様子を見つめる四の姫に、
「姫様!」
と息を切らせて駆け寄る左衛門。

「ひ…姫様、従者の一人からおかしな話を聞きました。
3日後おいでになるのは右大臣様お一人との事で、2人の姫様達はお連れにならぬとか…っ。」
と告げる左衛門に、

「―どういう事じゃ?」
と問う四の姫。

「ようわかりませぬ!ただ、今日珠子様を抱いていた侍女は…大納言家のお使いで来られた方でございました!」
と語る左衛門の言葉に、

「…大納言家では姫が一人も居られぬので、前にも珠子を養女に欲しいと熱心に言い寄られたと父上に聞いたが…」
と蒼白になる四の姫!

「まさか…」
顔を見合わせる2人。

そこへ従者が船の用意が整った事を知らせに来ますが、
「待って!引き返せませぬか?帰るのです!右大臣邸へ!」
と慌てる四の姫。

しかし従者は、
「輿入れが遅れてしまいます。御館様にくれぐれもそそうのないようにと申しつかっておりますゆえ。さあ…。」
と四の姫を促します。

「でも…。」
と口にしたままその場を動こうとしない四の姫に、

「とりあえず船に乗り、他に事情を知る者が居らぬか問うてみましょう。」
と提案する左衛門。

そこに、

「待てっ…!!」

という声が響き渡り、馬に乗った石蕗が駆けてきます!

四の姫が「つわ…」と口にする前に、
「四の姫!行ってはならん!!姫達と引き離されてしまうぞ!!」
と叫ぶ石蕗。

「狼藉者!?」
四の姫目がけて馬で駆ける石蕗から四の姫を守ろうとする従者達ですが、
あっけなく馬に蹴散らされてしまいます。

がっしりと四の姫の手を捉えた石蕗は、
「姫達を取り戻す!私を信じてくれ!今一度だけっ…!!」
と訴え、意を決して石蕗につかまり、馬上に引き上げられる四の姫!!

「追えーっ!」
石蕗と四の姫を追う従者達と、
「姫さまーっ!!」と叫ぶ左衛門。

石蕗は振り返り、
「付いて来い!左衛門!」
と叫びます。

周りを見渡し、手近な馬になんとかよじ登る左衛門。


真剣な表情で馬を駆る石蕗と、石蕗の胸に抱かれて石蕗を見つめる四の姫―!

次号に続きます!!

episode41 波紋 ◆◇ 目次 ◇◆ episode43 再びの縁


——*…*——*…*——*…*——* 感想 *——*…*——*…*——*…*——*

前回で睡蓮の話は本当に区切りが付いたと感じたので、
今回は沙羅&主上の話に違いないとワクワクしてたんですが…!!

いや、確かに沙羅&主上もあったんですが…!!

ここで四の姫と石蕗に行っちゃうーっ!?とズッコケそうになりましたww

えー!!そりゃここも、うやむやには出来ないけどー!!
でもーっ!!

なんだか話の腰を折られた気分ですww
(沙羅と主上が見たかったー!!)

原典では睡蓮と子供をもうけてしまう四の姫ですが、
「とりかえ・ばや」の睡蓮は絶対そんなことしないのでw どうなるのかなーとは思っていて、
「実は心の底では石蕗を愛してるんだよ」描写(フラグ)もあった事ですし、
「あぁ、これは石蕗と四の姫ひっつくんだろうなー」とは思ってたんですが、
やはりそこに向かって進んでますね。

次回でカタつくかなー。(適当だ!w)


フラグと言えば…!!

今回沙羅が「沙羅双樹」だった時の事をうっかり口に出してしまいましたね!!
これは!!

「睡蓮の尚侍は実は沙羅双樹だったんです!」
「沙羅双樹は実は女だったんです!!」
「沙羅双樹として主上にお仕えしていたのは私だったんです!!」

バレへのフラグですよね…!?そーだ!そーに違いない!!ww


以前にも書きましたが、絶対絶対、主上には沙羅双樹が女だった事、
今睡蓮の尚侍として居る事がバレて欲しいんです!!
(ってか、バレないなんて有り得ない!!って位、ここが最大の萌えポイントだと思うんですけど…。)

バレに向けてここも歯車が動き出したなーなんてニヤニヤしちゃいます!!ww
そして「ニヤニヤしちゃう」と言えば!
今回の扉!!
なんと数本の矢を抱えて座り込む沙羅の顔に、
弓を持った主上が手を添えてるイラストなんです!!

それはまさしく!!キスの寸前のような…!!
ひえーっ!!萌えるーっ!!wwww

今回四の姫と石蕗の方に話が転がったので、
「あぁ、まだ終わらなさそう…」とホッとしました…。


次回「四の姫&石蕗」篇かと思うと若干テンション下がりますが…w

沙羅と主上の登場も願いたいと思います!!ww

次回、episode43掲載の「月刊flowers 3月号」は1月28日(木)頃発売予定です!!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*


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