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とりかえばや ネタバレ感想 「episode41 波紋」 [ネタバレ]

月刊flowers(2016年1月号掲載)さいとうちほ先生の「とりかえばや」41話
「episode41 波紋(はもん)」のネタバレ感想です!




「東宮さまの寝所に狼藉者が…っ!!」
大騒ぎになる朱雀院内―。


「なんと…沙羅双樹の右大将ではないか!まことにこの若者が!?」
引っ立てられた睡蓮を見て驚きの声を上げる朱雀院(上皇)。

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「いえ!朱雀院様!!右大将は妹の私に会う為ここに参りました!狼藉者に間違われるとは心外!」
必死に睡蓮を庇う沙羅でしたが、

「ならば何故、庭から館へ押し入ろうとしておられたのか?何ゆえ堂々と会いに来られぬ?」
と追及する三の姫。

「ですから、闇夜に迷って庭をさまよっておりましたゆえ…」
「睡蓮の尚侍に聞いておりませぬ!」
言い争いなる沙羅と三の姫の二人。

そんな二人をよそに、朱雀院は
「―右大将よ?」
と、睡蓮に優しく真意を尋ねます。

それまで黙って跪くばかりだった睡蓮はようやく口を開き、

「あの…私は…東宮様のお見舞いに…参りました。されど押し入ろうなどという気持ちなどございません。妹の尚侍と共に東宮様にお目にかかりたかっただけで…あの…」
と語りますが、それ以上は言葉にならず聞き取れません。

そんな睡蓮の様子に、
「やはり怪しゅうございます!!」
と声を上げる三の姫。

そこへ、
「わしが呼んだのじゃ!」
という声が響き、東宮が駆けつけてきます。

「わしが右大将に密かに見舞いに来て欲しいと、尚侍を通じて頼んだのじゃ!
三人で語らったら楽しいと思うた!ほんの気晴らしのつもりであった!
右大将はわしに頼まれたままの事をしたまでのこと!邪な心などない!!」
ときっぱりと告げる東宮の姿に、

(あぁ…東宮様…私の落ち度で申し訳ない!!)と、自分を悔いる睡蓮。

睡蓮をかばう東宮の様子に、后である麗景殿の女御と顔を見合わせる朱雀院。

「右大将よ、東宮の見舞いご苦労であった。だが時と訪ね方が適当ではなかったな。今宵は帰るがよい。」
と朱雀院に声をかけられ、
「おおせの通りにございます。」
とひれ伏す睡蓮。

なんとか場が収まろうとした時、朱雀院に
「…私は主上にはなんとご注進申し上げれば?」
と伺う三の姫。

朱雀院は、
「その事、ここに居る皆の者にも申しておく。
東宮の評判に関わる事なのでくれぐれも内密にするように。」
と集まった面々に申し渡します。

皆が見つめる中、名残惜しそうに後ろを振り返りながらその場を去る睡蓮と、
睡蓮の姿を見つめて涙をこぼす東宮。

そんな東宮の様子に、
(私のせいだ)と自分を責め、

(大事ないだろうか…。私達だけの密事では無くなってしまったわけだが―。)
と考えて不安になる沙羅。

後日、宮中にて―。


右大臣と梅壺の女御の二人に呼び出された三の姫。

右大臣に
「先日そなたは、東宮様の寝所に忍び込もうとする右大将を捕らえたそうだな。」
と聞かれて驚きの表情を浮かべたものの
「…誰がそのような。」
と誤魔化す三の姫の表情を見て、

「やはり噂通りの事があったのだな!」
と追求する右大臣。

重ねて
「ございません、決して。」
と否定する三の姫でしたが、
右大臣は三の姫の前に会った麗景殿の女御も同じ態度だったと語り、

「朱雀院様が東宮の名誉の為に口止めなさるのも仕方の無い事だが…」
「けれど人の口に戸は立てられぬもの。私達の耳に入る程ですから都中に広まっておりましょう。」
と話し合う右大臣と梅壺の女御。

「右大将は東宮様を、妹の睡蓮の尚侍は主上を狙うとは― 左大臣家は大したお子様をお持ちだこと!!」
と、あざ笑う梅壺の女御に、
「右大将は復縁したというのに妻の四の姫をないがしろにするとは…っ!許せぬ!!
関白左大臣の野心を疑われても仕方の無い事態じゃ!!」
と怒りをあらわにして声を荒げる右大臣。

二人の話に何も言えず無言の三の姫。


右大臣が語ったように、都では人々が
「左大臣家は実は帝に取って代わる御心があるのでは?」
「あまりに御一族だけ出世が過ぎるではないか?」
と、口々に噂します。


その頃右大臣家では―。

「沙羅双樹の君はただでは済むまいと皆が噂しております。」
という左衛門が伝えた噂話に
(では…背の君の心に決めた御方というのは― 東宮様?)
と考える四の姫。

「背の君が罪に問われるのか?」
と気にやる四の姫に
「宮中で東宮様の寝所に押し入った者どもは流刑になっておりますので、
噂がまことであればあるいは…。」
と涙を流す左衛門。

左大臣家では―


関白左大臣である父・丸光を訪ねた睡蓮は、

「父上…お怒りを覚悟で申します。」
と告げた後、自分の胸の内を語りだします。

自分が女のふりをしていた頃、世に出るのが恐ろしくてただただ立ちすくんでいた所に
東宮の傍らで東宮の毅然とした姿を見ていると生きる勇気を貰えた事。

沙羅のような強さでは無く、内気な心と日々戦う姿に、
自分もあんな風に生きなくてはと思った事。

「私がお慕い申し上げ、お支えしたいと思うのは、これまでもこれからも…
東宮様お一人です!!」

以前とは違い、自分の心をはっきりと語る睡蓮でしたが、
「ただ…その為に父上や沙羅、我が家全部を巻き込んでしまう事が恐ろしゅうございます…」
と涙を浮かべます。

睡蓮の胸の内を聞いた丸光でしたが、
「睡蓮…この事は既に主上の耳にも達している。」
と語ります。

丸光の言葉に
「主上は…なんと?」
と尋ねる睡蓮。

「このように話が大きくなってしまった以上、放っておく訳にもゆかぬとお考えのようだ…」
と語る丸光に無言になる睡蓮。

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朱雀院では―


御帳台の上で寝巻きのまま、落ち込んだ様子の東宮に、
「東宮様、今日一日出かけてもよろしゅうございますか?」
と尋ねる沙羅。

沙羅は決意した表情で、
「睡蓮と二人で帝にお目にかかって参ります。お許し下さいますか?」
と尋ねます。

沙羅の様子に少し表情が明るくなる東宮。
「うむ…しっかりな。」
と声を掛け、沙羅を送り出します。


雪の降る中、牛車で主上の元へ参内する沙羅と睡蓮―。
急な参内の為、政務中の主上にお目にかかれるかどうかわからぬまま、
二人は主上を待ち続けます。


雪が降り積もる中庭を見つめ、無言の二人。


沈黙を破り、
「主上は…会って下さらないのだろうか…」
と不安を口にする睡蓮。

沙羅は
「わからない。でも睡蓮が罪に問われるならば私も同罪かそれ以上だ。
どんな罰でも私は受けるよ。」
と静かに語ります。

沙羅の横顔を見て
(沙羅…綺麗になった…)
と考える睡蓮。

睡蓮は沙羅に
「主上は…沙羅に別の罰を下されるかもしれないよ。例えば…
しのごの言わず「入内せよ」と仰せになったら沙羅はどうする?」
と語ります。

睡蓮の話に顔を赤らめ、言葉を失う沙羅―。
そこに使いの者が現れ、
「主上が会われます。まずは尚侍様、中へ。」
と案内されます。

主上の居る部屋へ案内された沙羅ですが、
すぐに襖が閉められ、二人きりになってしまいます。

(…二人きり!?)
と動揺する沙羅。


火鉢の前に座っていった主上は、
「尚侍、冷えたであろう。火の近くへ寄るがよい。」
と声を掛けますが、沙羅はすぐに

「…上様!朱雀院での右大将の不祥事の事、全て私の過ちにございます!」
とその場に跪きます。

「噂は存じておる。私が案ずるのは、昔から通じていたのかという事だ。」
と語る主上に、

「お二人は今でも清らかな間柄です。
けれど私が― 右大将と東宮様を会わせようと計り事を致しました!
東宮様を少しでも元気付けたくて…」
と告白する沙羅。

青ざめる主上に、
「どうか私を罰して右大将には寛大なご処置をっ…」
と願い出る沙羅でしたが、主上は

「不束者がっ…!そなたには東宮をしっかりお守りするよう言ったはず!
東宮の立場を危うくする尚侍など以っての外!!」
と声を上げます。

返す言葉も無い沙羅に、
「よいか― 右大将は許す訳にはいかぬ!
許せば関白差大臣までもが矢面に立たされる!」
と続ける主上。

主上の言葉に
(父上ばかりか主上までが贔屓が過ぎると誹りを受けるのだ!私の考えが足りなかったせいで…!!)
事の重大さに思い至った沙羅は
「申し訳ございませぬ!!」と床につかんばかりに頭を下げ続けます。

軽くため息を吐いた主上は、

「…私は右大将が可哀相でならぬ。
少年の頃から我が身を省みずに、一心に院(上皇)や私に仕えてくれた事を私はよく知っている。
縁組の不幸から失踪し心を病み、人が変わったようになってしまい、
あの満開の桜のような誰もが愛して止まぬ輝かしさを失ってしまった。」
と悲痛な表情で昔の沙羅の事を語ります。

それを聞いた沙羅は
(昔の私の事を…懐かしんで褒めて下さった…!!
上様!!私はここにおります!!昔と同じように上様に仕えております!!)
と主上への思慕に駆られ、今にも主上に走り寄りたい気持ちを抑えて涙を流します。

扇で顔を隠しながらも涙を零す沙羅に驚いた様子の主上。

主上はすっと立ち上がり、
「私は右大将を助けたい。
そなたの兄である事を除いたとしても、失うのはあまりにも惜しい。」
と語りながら、沙羅をそっと胸に抱き寄せます。

主上の胸の中に抱かれて
(上様!?)
と動揺する沙羅。

主上は顔を赤らめながら
「許せ。きつい事を申した。
何故なのかそなたには思ったままをぶつけてしまう。」
と優しく語ります。

恥ずかしさのあまり、主上の腕の中で大量の汗をかく沙羅。
そんな沙羅の様子に、主上は襖に向かって
「沙羅双樹の右大将を呼びなさい!」と声を掛けます。

入ってくる睡蓮と入れ違いに部屋を出て行く沙羅。

跪く睡蓮に
「まこと、そなた達は瓜二つだ。」
と声を掛ける主上。

睡蓮は、
「私の官位を取り上げ、遠くに流して頂きたいのです。上様と東宮様の為にも…
左大臣家の為にもどうか…どうかっ…お願い申し上げます!!」
と涙ながらに主上に懇願しますが、

「もしも― 私が罰を下しても下さなくても関白左大臣と尚侍には責任が及ぶであろう。
左大臣家のとびぬけた出世を快く思わぬ者が、必ず処分に不満を持ち、
声を上げるのを私も止めきれぬ。」
と語る主上。

「では…どうすれば…?」
と問う睡蓮に、
「いったん死ぬのだ。」
と口にする主上。

「死ぬ…とは?」
不安に汗を流す睡蓮に対して、

「そたなは自ら官位を返上し、無官の者となって都を離れ、しばらく蟄居(謹慎)せよ。
政治的に死ぬのだ。

世間はそれで納得する。一年か十年か、まだ読めぬが、
私が必ずそなたを都に呼び戻す。そなたの人生は全てそれからだ。」
と語る主上。

「よいな?右大将。」
優しく睡蓮の目を見つめる主上に、
「…はい、上様!!」
と笑みを返す睡蓮。

涙を浮かべて鼻を押さえ、明らかに泣きながら扉を開けて出てきた睡蓮に、
不安げに駆け寄る沙羅。
睡蓮から話を聞き、涙ながらに笑顔で抱き合う二人は主上の居る屋敷を後にします。

旅立ちの朝―


まだ日も昇らぬ薄暗い闇の中―。

涙を浮かべながら手を振る父・丸光と母など、家人の者に見送られて馬に乗る睡蓮。
睡蓮は馬の上から深く深く頭を下げ、我が家に別れを告げます―。


「主上、夜明け前に右大将が旅立ったとか。」
「―そうか…。」
共の者から睡蓮が都を去った報告を受ける主上。


「雪姫、珠子姫、お父上の無事を朝夕天に祈るのですよ。」
二人の姫と手を合わせて睡蓮の無事を祈る四の姫。


「―我が身の出過ぎた行いが…お二人の間を裂いてしまったのではないか…?」
苦しい顔で思い悩む三の姫。


その頃、朱雀院では―。

「尚侍。」
「はい、東宮様。」

「わしは…悲しいも寂しいももう言わぬ。
わしは天命がまたまわって来るのを待つ。
微笑んで再び会える日を信じて待つ。」

そう語り、屋敷の中から外を眺めて毅然と立つ東宮。

心の中では睡蓮の笑顔を思い出しながら―。


次号に続きます!!

episode40 皆紅のもみぢ ◆◇ 目次 ◇◆ episode42 たらちねの


——*…*——*…*——*…*——* 感想 *——*…*——*…*——*…*——*

わー!!もう前回どうなる事かとおもいましたが!!
なんとか!なんとか収集がつきました!!

前回チラッと予想した通り、東宮様が睡蓮を庇って、
何とか穏便に事を収めたい朱雀院様の計らいでなんとかなった―!
…ハズは無く…。「内密に!」って口止めされたのに一体誰が漏らしたんだ、このモブどもめ!!
と腹立たしい思いで一杯です!!w

腹立たしいと言えば右大臣と梅壺の女御の二人!!
もうこの二人は大っ嫌いです!!

梅壺の女御も嫌いですが、今回の右大臣!!
四の姫の浮気をさしおいて、睡蓮の事を「四の姫をないがしろにして許せん!」だなんて!!
お門違いもいいとこですよっ!!もうホンッと顔からしてムカついちゃいます!!
(素晴らしきさいとうちほ先生のキャラ描写…w)


今回は睡蓮の事ばっかりだと思っていたんですが、
なんとなんとしっかり沙羅の主上のラブ描写まで盛り込まれてありました!!

主上が沙羅を「不束者がっ…!」と叱責した時はどうなるかと思いましたが、
話は沙羅双樹の右大将の話に転がって…!?

沙羅の涙からのー!?

またしても抱擁ですよ!!

主上!!どんどん大胆になってますよねー!!??
(ごちそうさまです!)

主上と沙羅の、この遅々とした歩み!!
もどかしいんですけど、そこが少女マンガの醍醐味ですね!!


ラスト、睡蓮が住み慣れた我が家に別れを告げるシーンにはホロリと来てしまいました…。
もうぜんっぜん原作と違う!!ホントよめない!!


でも「睡蓮×東宮様」はもう完全に行き着く所まで行っちゃった気がしますね。
後は沙羅と主上がどうひっつくか!?

何か大きく話が展開するようなネタがまだあるのか!?

どんどん終わりが近づいてるようで切なくなりますが、
まだまだ「とりかえ・ばや」の続きを楽しみにしたいと思います!!

次回、episode42掲載の「月刊flowers 2月号」は12月28日(月)頃発売予定です!!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*


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