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とりかえばや ネタバレ感想 「episode40 皆紅のもみぢ」(8巻収録予定) [ネタバレ]

月刊flowers(2015年12月号)掲載、さいとうちほ先生の「とりかえばや」40話
「episode40 皆紅のもみぢ(みなくれないのもみぢ)」のネタバレ感想です!




「仕事をしたいだけするがよい。」
「だが、そなたを他の男にはやらぬ。」
「縁組は許さぬ。」
「覚悟して東宮をお守りせよ!」

紅葉の木の下、舞い落ちる紅葉を見つめて主上の言葉を思い出し、溜息を吐く沙羅。

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「…さま、姫さま?」
先程から呼びかけていた十良子の声にようやく気付いた沙羅。
十良子は宣耀殿の書物を朱雀院に持っていくかを尋ねます。

風病がなかなか治らない東宮の朱雀院での静養の為、しばらく宣耀殿を離れる事になった沙羅。
今は朱雀院に持って行く為の荷物の整理をしていた所でした。


宣耀殿にある書物は殆どが睡蓮の物。
「この機会に睡蓮に返した方がいいかも…」と呟く沙羅に、
「余計な事はおやめになった方が…お二人の入れ替わりを疑う人が現われでもしたら…」
と忠告する十良子。

「…そうだね。」と納得し、整理を続けていた沙羅は1冊の本を手にします。
それは睡蓮が書いていた物語でした。

物語りに出てくる姫君とそれを慕う従者は、まるで東宮と睡蓮そのもの。
沙羅は睡蓮が東宮の事をそれほどまでに強く思っている事を知ります。


日が変わり、梨壷では―


何やら言い合いをしている様子の沙羅と三の姫。

「それでは私だけここに残れとおおせですか?睡蓮の尚侍!!
貴方様だけが東宮様に付いていて、なぜ私は?」
と沙羅を問い詰める三の姫に、

「尚侍が二人とも朱雀院に下がってしまったら、東宮様の代理として差配できる者が居なくなってしまうので、それは避けたい。」
と説明する沙羅。

しかし三の姫は、
「私が申し上げたいのは―、主上と離れてしまう事になるけれど良いのですか?という事。」
と、沙羅に語ります。

三の姫の言葉を聴いて頬を染める沙羅でしたが、
「三の姫様は誤解しておられる。私の気持ちなぞどうでもよいのです。
尚侍のお役目の為に私はここにいるのです。主上もそれを許して下さった…。」
と語り、

「どうかお願い申し上げる、三の姫様。」
と頭を下げる沙羅に渋々ながら
「は…い」と返事をする三の姫。

朱雀院へ―


「待ちかねておったぞ!東宮よ!」

両手を広げ、満面の笑みで東宮を迎え入れる、東宮の父・朱雀院。

沙羅に支えられていた東宮もまた
「お父上!!」と笑顔になり、そのまま朱雀院の胸の中で声を上げて泣き出してしまいます。

そんな東宮の様子を
「張り詰めておられたのが安堵されたのだな…」
とそっと見守る沙羅。

寝台に横になった東宮に
「1ヶ月と言わず思い切って2ヶ月。もしくは冬一杯ここに居て静養しては?」
と提案する朱雀院でしたが、
「東宮のお役目がございますゆえ。」
ときっぱりと答える東宮。

しかし朱雀院は、
「父の元では役目は忘れるがよい。そなたはここでは東宮では無い。
私は父でそなたはただの娘。よいな?」
と優しく東宮の頭を撫でます。

傍に控えて二人のやりとりを見つめていた沙羅は、
「必ず元気になって頂こう!」と決意します。

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朱雀院での日々は流れ―


沙羅に食事を食べさせて貰ったり、
沙羅と外の景色を笑顔で眺める東宮。

また別の日。寝台で休む東宮に
「絵物語りなどご覧になりますか?」と語りかける沙羅に
「早う治りたいので大人しくしている。」と答える東宮。

「では私が物語を読みましょうか?
朱雀院様なら珍しい物語をお持ちかも!見て参ります!」
と、すっくと立ち上がった沙羅を
「ここにいてたも」
と引き止める東宮。

東宮は
「顔をよく見せてたも」
と告げたきり、じぃっと沙羅の顔を見つめた後、
「本当に…右大将と瓜二つじゃ」と顔を赤らめ、
「…あの方も物語りを書いておられたな…。
出来上がったら読ませてくれると約束したのだが…。」
と呟きます。

(やはり右大将のお話をなさりたいのか)と考えた沙羅。

睡蓮の書物がまだ宣耀殿にあり、まだ未完である事を告げると、東宮は
「右大将はどうしておる?」
と問いかけた後、沙羅に背を向け、
「奥方はどんな方じゃ?優しい方か?…それとも美しい方か?」
と続けて尋ね、
たぶん…優しく美しい方なのだな…」
と呟きます。

そんな東宮の様子に胸がしめつけられたように何も答えられない沙羅。

右大将と四の姫がよりを戻したという噂を気に病んでいるであろう東宮。
互いにこんなに思い合っているのに、離れているだけで悲しみばかり増していく様子に、

(直に会って話し合えばきっとすぐに仲直りできるのに…!)
(そうすればきっと東宮様もすぐに元気になられる!)
そう考えた沙羅は、東宮に

「東宮様、右大将とお会いになられますか?
もしそのお気持ちが少しでもおありなら、この尚侍がなんとかいたしましょう。」
と語ります。

「まことか?」
と涙を浮かべる東宮に「はい。」と笑顔で応える沙羅。

(朱雀院なら宮中と違ってそれほど人目も多くない)
と考えた沙羅は、その日から警護の兵の様子などを探り始めます。

警護の兵も手薄で、二人をゆっくり会わせられるのはここしかないと考えた沙羅は睡蓮に、
「ご病気の東宮様を見舞ってくれぬか?東宮様も会いたがっておられる。
新月の夜、戌の刻に朱雀院へ来て欲しい。西の門に使いの者を待たせておく。」
と文をしたためます。

その文を見て
「ありがとう沙羅!」と、思わず文を抱きしめてしまう睡蓮。
(闇夜が待ち遠しい。東宮様とやっとゆっくりお会いできるのだ)と、喜びを噛み締めます。

約束の日―


下着である小袖のみで臥せっている事の多かった東宮ですが、
今日は久しぶりに表着(うわぎ)を羽織って冠を見に付け、鏡の前で身支度を整えます。

「大丈夫でしょうか?起きたりして。」
と、東宮を気遣う女房にも
「今日は気分が良い。紅もつけたい。」と顔を綻ばせます。

「でも…」と渋る女房に
「私が」と声を掛ける沙羅。

東宮の世話をしていた女房達にも
「そなた達もう下がってよい。私がお世話する。」
と声をかけて下がらせます。

「日の暮れぬうちに夕餉(夕食)を召しなされ。」
と女房達を追い立てて行く十良子。

2人きりになった部屋で、沙羅は東宮の唇に紅をひきながら、
(愛らしいなぁ…幸せになって欲しい)と心から願います。

そこへ牛車が止まる音が聞こえ、主上からの使いとして三の姫が現れます。


主上から東宮へ、多数の見舞いの品々を届けに来た三の姫は、
東宮の顔色が良いと喜びますが、
「…熱が出てきたようじゃ」
と顔を隠してしまう東宮。
睡蓮との約束の時間はもうすぐです。

東宮の部屋から下がった沙羅と三の姫。
「あの御様子なら御静養は短く済みそうですね。」
と語る三の姫に、
「何か宮中で変わった事は?」と尋ねる沙羅。

三の姫は、先日の東宮の寝所に入り込んだ狼藉者達に島流しの処罰が下った事を語ります。

「あれで東宮排除派が消えうせたとは思えませぬ。
この朱雀院は宮中に比べると警備も薄いように見えるので気を付けねば…。
警護の兵はどちらに?特に今宵は月も無い闇夜ではありませぬか。」
と語り、辺りを見回す三の姫の様子に

「そろそろ右大将がやってくる頃だ…。」
と気にかける沙羅でしたが、
(大丈夫。十良子が東宮様の所まで連れて行ってくれるはず。)と考えます。

睡蓮到着―。


朱雀院の西門前に着いた牛車―。

「お一人で大丈夫ですか?」
と問いかける供の者に
「うん…一人でいくよ。」と答えて牛車から降りる睡蓮。

(一人前の男なのだから。沙羅も手助けしてくれる。なにより東宮様が待っていて下さる!)
と決意して西門をくぐる睡蓮。
薄暗い庭の中を十良子が東宮の元へと案内します。


その頃、部屋で語らう沙羅と三の姫。

「さっきはお渡しする暇がなかったのですが…主上から睡蓮の尚侍へ賜り物が。」
と語り、沙羅に主上からの布に包まれた品を渡す三の姫。

沙羅が布を取り去ると、立派な箱一杯に紅葉の葉が納められていました。

(皆紅のもみぢ…)
と、紅葉に見とれる沙羅。

「なぜ尚侍にもみぢなのか、主上の考えがわかりませぬが…。
餅でも包めとおおせられているのでしょうか?」
と笑う三の姫。

「今はもう冬なのに、このもみぢはどこから?」
と尋ねる沙羅に、

「さあ…。飾りに使う為に氷室などで保存しておいたものでしょうか?」
と答える三の姫。

(私が男だった頃も賜り物があった)
と、石蕗に女である事を知られてしまった後、
臥せっていた時に主上から届けられた桜の花の事を思い出す沙羅。

(あの時の桜の花は、挫けそうだった私を立ち上がらせてくれた。)
(そして今も「仕事を励むように」と、このもみぢを…?)
そう考えて箱の中の紅葉を手に取っていた沙羅はハッとし、

「賜り物を置いて参りますので少しお待ち下さい。」
と言いおいて、別室へと移ります。

もみぢの入っている箱を探ると、
なんともみぢの底には、主上の香が焚きしめられた、もみぢ色の文が忍ばせられていました。

(止めても行ってしまう人を留めよう もみぢ葉よ
どこが道かと迷う程に散れ)

主上の文を目にして、

(主上に会いたい…!!)

と、もみぢの箱を抱きしめる沙羅。


(こんな気持ちは初めてだ…!!)

(私は主上を恋い慕っているのだ…)


とうとう自らの思いに気付いた沙羅。


その頃、部屋に一人残された三の姫。

部屋を出て、沙羅が睡蓮が忍び入りやすいようにと、
わざと明かりを灯していない、暗闇に包まれた東宮の庭を、
「庭が暗いのが気がかり…」と眺めていると、
闇夜に紛れ、縁(縁側)を乗り越えて東宮の寝所へ忍び入ろうとする睡蓮の姿を見つけてしまいます!!

「誰か!!狼藉者がおる!!警護の兵…!!」
と大声を上げる三の姫に、気付く睡蓮と沙羅!!

あっという間に警護の兵が庭に駆けつけ、
睡蓮は刀を突きつけられてしまいます!!

薄暗闇の中、
「名を名乗れ!狼藉者!!」
と睡蓮を追求する三の姫。

(睡蓮!)と慌ててその場に駆けつける沙羅!

蝋燭に照らされた男の姿を見て、
「…右大将殿…!!」
と衝撃を受ける三の姫!

次号に続きます!!

episode39 忍乱 ◆◇ 目次 ◇◆ episode41 波紋


——*…*——*…*——*…*——* 感想 *——*…*——*…*——*…*——*

わーん!!何て事!!
東宮様の元を訪れようとした睡蓮が見つかってしまいました!!

バカバカ!!三の姫のバカ!!このお邪魔虫ー!!

いや、わかってたんです…。沙羅がこの計画を思いついた時、
そして三の姫が訪ねて来た時から、
「あぁ、こりゃ睡蓮見つかっちゃうんだろうなぁ…」と思ってはいたんですが。。

一体睡蓮はどうなってしまうんでしょうか!?

島流しになったと言う、狼藉者の一味だと思われてしまうのか!?
もう絶対絶命です!!

沙羅が「私に会いに来た!」と庇っても、
わざわざ縁を乗り越えてまで東宮様の元へ行こうとしてるワケですから、
言い逃れは出来ない感じですね…。

こうなっては東宮様が睡蓮を庇うしか…!?
でも東宮様の立場で、あまり接点の無い睡蓮を庇うのも…!?

一体どう収集が付くのか、全く想像がつきません!!

先月号の主上の告白(宣言)を受けて、
今月号の沙羅と主上はどうなってしまうのかと楽しみにしていたら、
「オイオーイ!睡蓮の方へ転んじゃうワケー!?」と肩透かしをくらってしまいましたww

原作とはもう全然展開が違ってきて、全く先が読めません!!

先月号は胸キュンで「早くー!来月号ー!!」だったのが、
今月号は非常に胸がザワザワしていやーな「早く…来月号…!」な気分です!!w

はー。また1ヶ月長い…。

次回、episode41掲載の「月刊flowers 1月号」は11月28日(土)頃発売予定です!!
(土曜日だから前売りで金曜になったりしないかな…。)

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*


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