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とりかえばや ネタバレ感想 「episode38 五節の舞姫」 (8巻収録予定) [ネタバレ]


月刊flowers 2015年10月号掲載 さいとうちほ 「とりかえばや」 38話
「episode38 五節の舞姫(ごせちのまいひめ)」 のネタバレ感想です!

揺ららかな波の上
月は満月に満たぬ十日夜(とおかんや)
これは夢の中か――。

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抱き留められたまま、時が止まったように見つめ合う沙羅と主上。
我に返った沙羅は赤面し、「ご無礼をいたしました!」とその場にひれ伏しますが、
沙羅を見つめたまま無言の主上。

沙羅は頭を下げ続けるものの、視線を感じ、とまどいながら頭を上げます。
変わらず沙羅を見つめ続ける主上。口元には笑みを湛えているように見えます。
その主上の様子に愕然とする三の姫。


日が変わり、宮中は主上と沙羅の噂話でもちきりに。
「主上も大胆だ」
「その後一瞬たりとも睡蓮の尚侍から目を離されなかった」
「睡蓮の尚侍をお気に召されたのか」と騒ぐ者達の話が耳に入り、
「皆勝手な噂を――」と困った様子の沙羅。

三の姫にまで「裏切られた心地です」と責められますが
沙羅は「三の姫様も見ておられたでしょう?あれはたまたまの出来事で…」と弁解します。

「起こった事ではなく、睡蓮様の御心に裏切られたのです。
睡蓮様は主上に入内はせぬと申されました!」と告げる三の姫に、
「今でもそのつもりだよ」と答える沙羅。

三の姫はなおも「その御心が偽りなのです。ご自分を欺かれているのだから
私が欺かれてもなんの不思議もない」と追求してきますが、
「そう言われても、私もよくわからない…」と黙り込んでしまう沙羅。

三の姫の「――主上をお慕い申し上げているのですか?」の問いに
「臣下として尊敬申し上げている」と答える沙羅ですが、
三の姫は「その男のようなお答えも偽りでしょう!私を少しでも認めて下さるつもりがあるのなら
女同士、堂々と争いましょうぞ!!」と告げ、席を立ってしまいます。

「“争う”って…」三の姫の言葉を反芻する沙羅。


所変わり、宮中では「五節の行事」について会議が行われています。
「五節の行事」とは新嘗祭(にいなめさい:収穫祭にあたり、その年の収穫に感謝する祭)、
大嘗祭(だいじょうさい:天皇が即位後、初めて行う新嘗祭)の前後4日に渡って行われる儀式の事で、
人々の話題は新嘗祭の翌日に行われる「五節舞(ごせちまい)」を舞う四人の舞姫の話になります。

五節の最後を飾る華やかな五節の舞姫を家から出すのは大変な名誉で、
昔は舞姫として帝の御前に出て、見初められた舞姫が皇后になった事もあった為、
娘を舞姫にしたがる家は多かったものですが、最近では豪華な装束やお付の女房等、
膨大な費用ばかりがかかる為、おいそれと舞姫を出せる家も少なくなってきていました。

4人の舞姫の内2人は既に左大臣家(沙羅の父)と右大臣家(三の姫の父)から献上する事になっており、
人々は「今年は飢饉もあり、舞姫を出すのは大変なので、左大臣様、右大臣様がお役を果たされる事にしたのだ」と語り合います。


場面は右大臣家に移ります。
「父上、お願いがございます。我が家が献上する五節の舞姫はどうか私に」と、
右大臣に頭を下げる三の姫。

それを聞いて「今…なんと?」と青ざめる右大臣に
三の姫は「我が身を舞姫に。昔は右大臣の姫がなった例もあるとか」と告げます。

「なっ…何を申すか!?近頃は身分の低い12~13歳の少女が選ばれるのが通例!
そなたはもう…」と言いよどむ右大臣に
「23になりました。すでに行き遅れの年―。
舞姫には年をとりすぎているのも承知の上」と決意した表情の三の姫。

「なぜそこまで…」と青ざめる右大臣に
「主上の目にとまるためには目立たねばなりませぬ」と微笑む三の姫。

右大臣は「三の姫すまぬ…本来はわしから上様に密かに打診し入内を進めるものを」と語りますが、
三の姫は「姉上達は上皇様と主上に入内されましたが子を成す気配がない。
父上からこの上三人目の私を勧めるのは無理があるかと」と答えます。

それを聞いた右大臣は三の姫の額を優しく撫で、
「お前は実に空気を読んで賢い!わしはずっとお前に感心しっぱなしなのだ…」と涙を流します。


日は変わり、五節舞姫の舞師から舞いを習う三の姫。
それを見かけた女房達は
「舞姫になれば宮中の女房への道が開けたりもするが、
尚侍でもある右大臣の姫君がわざわざ少女に混じって舞姫になる意味がわからない」
「三の姫様は女御を狙っておられるから」と口さがない噂話をしています。
その様子を影から見つめ、「そんなに一生懸命に…」と三の姫を想う沙羅。


そんな沙羅の元に関白左大臣である父から文が届きます。

父からの文には
「主上との噂は聞き及んでおる。
お側で主上のご様子を見ていると、近頃上の空の時がおありだ。
昨日は出された亥の子餅(いのこもち:前回沙羅が主上に抱きとめられる前にこぼしてしまった)をご覧になって、「睡蓮の尚侍は元気かと突然右大将(沙羅と入れ替わった本物の睡蓮)に尋ねられたとか…。」
と書かれてあり、主上に抱き留められた時の事を思い出して赤面する沙羅。

父からの文は続き
「たとえ主上にその気がおありだとしても、ご自分から睡蓮の入内をお取り下げになったいきさつがあるので
ご自分からは入内の話はなされないであろう。もしそなたにその気があるなら私から主上にお話してもよい。

ただし―

そなたがかつて男として主上にお仕えしていた事だけは絶対に露見してはならない。
主上と宮中全部を欺いていたとなれば、私もお前も右大将も、
この左大臣家は都を追われても仕方ない。」と記されてありました。
「この文は読んだらすぐ焼きなさい」との言葉通り、文を燃やす沙羅。

「主上のお役に立ちたいけれど、私は女御にはなれない。
石蕗との間に授かった男の子も死産してしまった。健やかな三の姫の方がずっと主上のお役に立とう」
そう考えた沙羅は父に「私から父上にお願いがございます。どうか叶えて下さいませ…!!」と文をしたためます。


時は移り、
普通の殿上人は見る事はできず、帝と近親者のみが特権として観る事ができる
五節舞の下稽古が始まりました。

主上や東宮が見物する中、3人の舞姫が入場して来ますが、左大臣家の舞姫が1人足りない様子。
右大臣家の舞姫から順に舞殿(まいでん)へ上がる事を促されてる最中に、
舞姫が1人「気持ち…悪…」と呟いて緊張のあまり倒れてしまいます。

そこへ舞姫の装束を付けた沙羅が現れ、「大丈夫ですか?」と声をかけます。
沙羅の登場に驚く三の姫。

沙羅は倒れた舞姫とお付きの者に
「慣れぬ大役に倒れる舞姫はよくある。そなたは今宵は休んで本番に備えるが良い。
お付の者は舞姫を五節所へとお連れして」と声をかけます。

退出して行く舞姫を見送る沙羅に
「睡蓮の尚侍…。そのお姿は…」と声をかける三の姫。

沙羅は笑顔で
「舞姫のその結い髪よく似合っておられる!私はどうですか?
女同士、堂々と戦いましょうぞ!」と答え、
その言葉に笑顔になる三の姫。


舞姫達は舞殿に上がり、舞を始めます。

舞姫を見た人々は
「今宵の舞姫はいつもと違う。大きい姫が二人に小さい姫が一人…。
二人の方は右大臣の三の姫と―」
「あれは…左大臣家の睡蓮の尚侍ではないか?」と噂します。

髪を高く結い上げ、天女のような衣をまとって舞う沙羅をじっと見つめる主上。
沙羅も「帝が…私ばかりを見ておられる?」と主上の視線を感じ取ります。

舞が終わり、その場にひれ伏す3人の舞姫に拍手が贈られます。
主上からも「すばらしかった。天女のような舞いだった。
今一度舞が見られる夜が楽しみである」と声をかけられます。

「睡蓮様が本気で挑んできて下さって嬉しい!」と笑顔の三の姫。
沙羅も「本番では主上が驚かれるようなもっと良い舞いをたしましょう」と語ります。


しかし五節舞の本番、三の姫の元に「睡蓮の尚侍が体調を崩された」との知らせが入ります。

沙羅を除いた3人で献上される五節舞―。
人々は「天女…そのものじゃ」と噂します。
右大臣も舞が終わった三の姫に駆け寄り、
「三の姫!!見事!!父は誇らしくてならぬ!」と声をかけますが、
「……勝ちを譲られるなど…くちおしい」と涙を流す三の姫。


一方、厳しい表情で「睡蓮の尚侍はいかに?」と問う主上。
お付きの者は「緊張のあまり体調を崩されたとか…」と答えますが、
主上は「信じられぬ」と呟き席を立ってしまいます。


女房達の居住である宣耀殿(せんようでん)―。
「――本当にこれで良かったのか?」と語る左大臣に
「少女がいきなり主上の前で煌々(こうこう)と照らされる中舞を披露するのだから、
五節舞姫が舞えなくなる例は度々あります。」と答える沙羅。


しかし左大臣は「そたなが少女の恥じらいを持つとは誰も信じまい。
特に主上は明らかに気分を害しておられた」と告げます。
それを聞いて「そうですか。ならばなおさら良かった…」と下を向く沙羅。

その瞬間、一陣の風が吹き込み、風が吹き込んで来た外に視線を移す沙羅と左大臣。
そこへ慌てた様子の十良子(とらこ)が駆け込んで来て、
「姫さま…!主上がお渡りになられました。」と告げます。

驚く沙羅。
館には「関白左大臣の舞姫をお召しです」の声が響きます。


沙羅と左大臣が居る部屋に入って来た主上。
厳しい表情で「関白左大臣は下がりなさい」と告げられ、父の左大臣は部屋を出ざるを得なくなります。

沙羅に向かって右手を差し出す主上。

「主上…?」
身動きもできず、ただ主上を見つめる沙羅――。

沙羅の元を訪ねた主上の目的とは―!?



次号に続きます!

episode37 十日夜の宴 ◆◇ 目次 ◇◆ episode39 忍乱


——*…*——*…*——*…*——* 感想 *——*…*——*…*——*…*——*

ぎゃー!!先月号に引き続き、もう続きが気になって仕方ありません!!
主上が!強引に!!沙羅の部屋まで訪ねて来るなんて!!

一体主上の目的とは何なのか!?
もう気になって気になって!!
一刻も早く沙羅と主上が引っ付いて欲しい所です!!

今回で三の姫に対して少し見方が変わりました。
何を考えているのかわからない、強かな策士かと思っていましたが、
「堂々と勝負しよう」と沙羅に宣言したり、
勝ちを譲られて「悔しい」と涙したり…。

少女マンガによくある意地悪ライバルキャラでもないのでしょうか?
まだ信用はできませんがw

はー、それにしても次号が本当に楽しみです!!
次号は表紙&巻頭カラーだそうなのでこちらも期待です!!

——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——*…*——…*——*…*——*

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